2012/05/28

finally!

ながかった・・・。

四月の終わりに君が足の骨なんか折りやがって(苦笑)、
入院、手術、リハビリ、退院、自宅療養&リハビリ、
怒涛のみすず学苑怒涛の・・(数えてます)・・・・・・・

1ヶ月間も!?!!

今朝、まだ全然治ってませんが、
松葉杖2本で会社へ出勤していきました。


ラップトップや快気祝(まだ治ってないけど)やらで
初日は荷物が盛りだくさんになってしまったので、
初日だけは荷物持ちで会社直前まで同行。。。

てかこんなへき地から都心へ自力で行けるかも
正直一か八かだったので(もう根性で行くしかない)、

今日は4時起きで5時前に家を出て、
駅まで15分弱の道を40分かけ、
幸い魔の中央線は早朝ということで座れ、
魔の新宿乗換を達成し(このとき6:25くらい)、
馬場に到着!吉牛で朝食!

少し休憩して、
普通に歩いたら10分ほどかかる会社までの道を30分かけ、
荷物携えて一歩一歩進んでいくのを見送りました(7:30)。

(そういえば今週末は一歩2号店のグランドオープンだ!)

そこから私はふらふら帰ったのですが、
馬場から新宿まで、久々に「出勤ラッシュ」を味わいました。


じゃなくて・・・


もうこれこそ心を無にして乗り込むしかないですね(笑)。

中央線下りに乗り込むと、
窓から乗車率∞%の中央線上りが入線。。。

私もあれに乗っていた時期があったわ・・・。


にしても、帰りが心配です。
朝は時間をずらせば何とか行けますが、
正直山手線も中央線も通勤ラッシュ時は、
松葉杖だろうと、腹に子供がいようと・・
関係無い状態じゃん(苦笑)?


だいたい松葉杖2本の状態で
出勤する方が非常識なんだけど、
(せめて1本になってからね)。。。

それに今からの時期雨が降ったらどうすんのさー!!
かっぱ(ややコスプレ的な妄想・・)?

心配だー。

(学校に通うお嬢様の様子が心配で潜入捜査する執事の気分だ・マテ)

頼りの松葉づえを駅のホームで間違って蹴っ飛ばされちゃったり、
階段でこけたり、嫌な思いをしませんように。。。涙

まぁ28歳の
(運動不足なくせにちょっとやんちゃで骨折っちゃったワイルドな)
イチ大人なんだから、なんとかするでしょ~~~♪

うん、心配してもしょうがない。

(心配だ・・・)


そもそもあれは四月の最後の週の日曜日。
世間ではもうすでにGW休暇に突入している人もいた。

月に1、2回の会社のフットサルに出かけ、
昼に「足の骨を折りました」とメールが入り、
人間こういう時って笑っちゃうんですね(酷っ)。
いやもちろん心配しましたよっ。

先輩の車で都内の病院に搬送。
途中不慣れな道の進入禁止で警察に捕まり(申し訳ない)、
緊急のけが人がいるにもかかわらず警察は警察で、、、
やっと着いた某大学病院で、

「はい、ぽっきり」


入院は立川から青梅線で二つ目にある
結構きれいな○島病院(大学病院の提携先らしい)。

立川から行くと、昭和記念公園の向こうで、
自転車飛ばせば30分くらいで着きそうな平坦な道だから
一度は自転車で行こうと思っていたけれども、
四月の終わりから五月のはじめにかけてはあの豪雨と暴風の日々、
結局爽やかなサイクリングどころではなく、
ビニール傘を2本破損しました(骨も傘も心もポッキリ)。


足が折れているだけなので、足と尿管(!?)の痛みが治まってからは、
仕事の電話が多いので、病室には居ず(看護婦泣かせ?)、
階の談話スペースでパソコンに向かって仕事、マンガ、チェス、ごはん、トイレ。

私は入院って結構好きだったんです。

こう見えて小学校のころは身体が弱くて(笑)、
いつも母が居てくれたし(子供だったので親の宿泊もOK)、
お絵かきとか、ひとり遊びは得意だったし、
みんな遊びにお見舞いに来てくれるし。

でも実際は、まず入院費(チャリ~ン)。
保険等請求できるものは請求する手配、
入院するための修学旅行みたいなセット、
いただいたお見舞いへのお礼、快気祝いの用意、
そういえば定期券の払い戻しも!!


いやいや、書ききれないね(苦笑)。

冠婚葬祭もそうだけど、
入院って・・・結構まわりも大変なのね。

当たり前ですが、
まだまだ人生知らない事ばっかすぎっ。
いろんな場で、人生の先輩方に教わることが
非常~に多い1ヶ月でした。

入院生活はもちろん大部屋(4人)。
病室でケータイかけるおっさんAと、
朝5時から洗濯機回すおっさんBと、
独り言がデカイおっさんCのおっさんトリオ。

まぁ28才男性にとっては「苦」。

「趣味、編み物っ♪」とかだったらまだねぇ~(マテ)。

まだまだ車椅子生活のくせににもかかわらず、
「家の受け入れ態勢さえよければ退院許可」聞いて、ある日いきなり退院。
エントランスに段差がある完全バリアフリーではない家に帰ってきました。

当時はまだ手術した足に体重をかけることが許可されていなくて、
家にいても足は上げた状態、トイレに行く時はなんとか松葉杖。
状態によっては冷やしたり、マッサージをしてあげたり。。。

2週に一度の診察はそこの病院でも通えるけど、
週に3回は行かないといけないリハビリは立川の病院にしました。

しかし毎回タクシーを使うわけにはいかないので、探しましたよ、車椅子!
向かいのホーム、路地裏の窓、こんなとこにじゃなくて、
とりあえず立川市役所にきくと、社会福祉ナントカ会なるものを教えてくれました。
無料で車椅子を貸してくれるらしいのですが、ちょっと遠い。

タクシー使いたくないから車椅子を、と思っていたけど、
それ取りに行くのに往復タクシーとかないなーなんて思っていたら、
「もっと近所にもしかしたら・・・」って情報を教えていただき、
本当に近所の某老人ケア的な団体から、SUPERレトロな車椅子をお借りできました!

(↑いつ分解するのか分からないぜぇ~?ワイルドレトロだろぉ~?)

にしても、こうやってなにかがどうにかなるって(?)すごく好き(自己満足です)!
これから数週間、苦楽を共にする我が家の愛車との出会いです(笑)。

たーだー・・・、こっからがややハードゲイ


ダイエット中とはいえやや太めな(失礼)彼を、
デブエット中のか細い(苦笑)わたしが、
この昭和時代な車椅子で週3回
およそ1キロ離れた病院に連れていくだけの事なのですが、

「しずくを乗せて、この坂上るって決めたんだ!」
ってトコが1か所(立川通り中央線高架下)。

また、自分でももちろんこげるのですが、
一般道の些細な傾斜や段差に非常~~~~に弱いので、


ほぼ私が押す!


オス!


雄!


お酢(違)。

ノースリーブ(暑)&ビーサン(滑止)&サングラス(眩)で車椅子を押し、
立川中を車椅子押してワイルドに走り抜け、
今では「あれ?ハワイかどっか行った~?」な日焼けをし、
気付けば最近、すこし逞しくなりました。

(違っ)

車椅子の操縦にも慣れると、
晴れていれば、リハビリ以外の用事でも、
足の調子さえ良ければできるだけ連れ出してました。

パラリンピックには負けるが、
たぶんこんなアクティブな車椅子ユーザーは、いない。
たまにこっちもしんどくもなるけど、まぁ休み休み、
レトロな車椅子、こんなに大活躍するとは思いませんでした。


近所のネコを見つけて喜んだり、
なんか、既に老後な日々でした。
(老後は老後にとっておこうぜ~。な?)

一度、道路の陥没にまったく気付かず、
彼を道路に投げ出しそうにはなりましたが(OMG)、

時に周りの人々に助けてもらいながら、
やさしい言葉をかけてもらったり、
心が温かくなることの方が多かった気がします☆

ようやく、松葉杖2本で少しずつ体重をかける訓練が始まり、
早く会社に行きたいがために、駅までの道を松葉づえだけで行こうと挑戦してたある日、
下校途中の小学生の女の子たちに「大丈夫ですか?」って話しかけられたり(笑)。

かわいかったな~。
ホント、「大丈夫ですか~?」って気持ちわかるわかる(笑)。
だってホント、よくドラマで見る「足折りました」って歩行だったし。


リハビリはゆっくりですが順調に進んでいます。
でもやっぱり、リハビリで相談してみると、
松葉杖が一本になるまでは、馬場までの通勤は難しいと。。。

通勤で松葉杖とか、本当に迷惑で申し訳ないのですが、
せめて1本になるよう、本人も頑張ってますので、
あと少しの間だけあたたかく見守ってやってください、中央線ユーザーの皆様。

って早速雷!?雨!?

地球きびしいな~!!笑

てるてる坊主でも作ろ・・・・
てか照る照る坊主って、、、呪いだよね(!?)。

まぁ、なんとかなるなる!