ムツゴ●ウと不愉快な仲間たち
一度大きくため息をつき、彼らは語りだした・・・
「いつまでこんな乾きモノばっか食わせんんだよ」
「まじ暑い、あんだけ稼いで、熱い抱擁のみかよ」
「でも若干喜んでたよな?」
「だりぃ、今日も仕事が2件もある」
「またTVか?」
「こないだ一緒だった子に子供ができちゃってさその続編だよ」
「オマエ結構やることやってんだな」
「本能に従ったまでさ」
「その上仕事もできて、そりゃあモテるよな」
「とりあえずワンって言ってりゃいいんだよ、TVなんて」
「そーか?あぁ、背中のチャック開けたなぁ」
「おい、気をつけろよ、おっさんに聞かれるぞ」
「もう背中がかゆくて、蒸れるわぁ」
「かゆいところに手が届かないってストレスだよな」
「おっさんとどっちがストレス?」
「どっちもどっちだろ?」
「みろよ、オレなんかココに50円禿げ」
「何だよソレ、50円って」
「ほらコレだよ、真ん中残ってんだよ」
「すごいな、オレのは¢25禿だよ」
「何お前海外の通貨とか使ってんの?」
「オレ何気あっち系だから」
「気取ってんじゃねえぞ、かみ殺すぞ、狂犬病うつすぞ」
「ふざけんな、オレはコレでも地元じゃ先頭切ってたんだぜ」
「まさか、ワンダフル神風って、オマエの事だったのか?」
「ばれちゃあしょうがない」
「その肉球スタンプ、まさかホントに・・・」
「オマエもそろそろ正体を現したらどうだ?」
「・・・知ってたのか?」
「忘れもしない、そのチャック」
「そう、私はかつてあのワンダーランドを支配していた」
「ワンダーランド・歩恥(ポチ)だろ?」
「その名を言うな!もう何年も前に捨てた名だ…」
「他の奴らと名前が被ってたからな、ぽち」
「正式にはポッティだ」
朝五時に目が冴える時差ボケの私の頭の中の様子です。
今日もステキな一日になりますように。