2006/05/26

hey, Mari!!

「まりちゃん、キスしたい」 
突然の、その突然すぎる発言にビビルわけでもなく、 
ホッペを近づけると、すかさず唇を奪われました、小沢です。 


まりちゃんは6チャイ(才)です。 
私の書いたミニーマウスを「気持ち悪い」と言います。 


にしても結構オモシロイ子でして。 


まりちゃんはピアノが嫌いだそうです。 
正確に言うとピアノのレッスンが嫌いだそうです。 

【理由】 
1人で弾かなきゃいけないから 
楽譜通りに弾けといわれるから 
なんか怒られるから 以上 

これはマズイ、ピアノはこんなに楽しいものなのに、 
と考えた小沢さん、音楽の楽しみ方を教えることに・・・ 


「まりちゃん、これ何?」 


「ぴあのー。」 


「ぴあの?なにそれ?」 


「ぴあのはー、こーしてー」 


まりちゃん片手で「チューリップ」を弾き始めました。 
しかし、途中からどうも知らない曲が、、、 
なんとチューリップのテーマから発展させて、 
アドリブに入っていました(笑)。 


なるほど、自由に弾きたいわけだ。 


そう考えた小沢さん、 
ためしにベースラインをつけてみました。 
するとどうやらそれが新鮮だったらしく、 
アドリブが生き生きとしてきました。 
さらにアレンジしたベースとFillを入れて、 
曲の展開を促すと、面白いことに、発展させてきやがりました。 
これは面白い!そこらに転がってるミュージシャンより、 
何だかずっと面白い。 


「あれ?これ優しく押すと優しい音が出るんだね? 
頑張って押すと、頑張った音が出るよ?」 


「じゃあ、優しい音はおしまいの音にするの」 


鋭い!! 


そして次は、 
「どの鍵盤からも音楽は始められる」という事を伝えたく、 
適当な鍵盤をむちゃくちゃに鳴らしてから適当に弾くと、 
まねをして彼女はかなり複雑なメロディーを作り上げました。 
これにベースラインをつけ、褒め殺しながら、 
どんどんエキサイトしていき、かなり素敵な曲が出来上がりました。 


おんがくってけっこう楽しいものですネ、まりちゃん♪ 


最近は「窮極の遺体の遺体の飛んで毛」(何?この変換!?) 
じゃなくて、「究極の痛いの痛いの飛んでけ」と、 
お行儀よくさせるための「お姫様レッスン法教育」 
を編み出し、子供の才能発掘に勤しんでおります。 


以上、小沢でした。