2014/05/03

出雲、松江の旅

いよいよGW本番。

事前にイロイロ調べて、待ちに待った久しぶりの旅が始まりました。
前夜は早くにごはんを食べて、さっさと寝て、深夜出発に備える予定でしたが、
彼の帰宅は22:00、急いで食べて寝ました。

出発は深夜3:00。

シャキッと起きるために一時間前にシャワーを浴びて準備。
なんだか荷物もバラバラでちゃんとまとまってなくて、
忘れ物は無いかちょっと不安でしたが、いよいよ出発です。

(そういえば軽食で用意したカットフルーツ、
リンゴは味も食感も砂のようでした。まじ一番美味しくないパターン)

まず初めの目的地は、
鳥取県境港にある漁港の食堂「かいがん」での朝食です。

高速使って片道約4時間。
途中休憩を一回挟んで、一気に山陰へ。

漁港へ行くなら、築地同様朝食を目的地にするのは大正解でした。
オープンは7:00、五分前に着いたら、なんかもう開いてて、
てかもうほとんど席が埋まってて、中には食べ始めている人も。

田舎は時間がゆるいんですね(教訓)。

そんな中、待つことなく席をとれてホント良かったです。
すぐに満席。食べ終わってお店を出る頃には15人くらいの列になっていました。

やっぱりオープン時間前に着く事って、旅においては大事なポイントです。
出足をくじかれないでよかったです。


私はちょっと奮発してウニいくら丼定食(1,600円くらい)。


彼が注文したのはお店のオススメ、特上海鮮丼(なんど1,200円)。

どちらも朝食にはもったいないくらいに美味しかったです!!

成人してから牡蠣を食べられなくなってしまった私、
やっぱり貝類をたくさん摂取するとダメだったらしく、
普段食べ慣れないウニをこんなに贅沢に食べてしまったせいか、
このあと背中の痛みに襲われましたが、吐く程じゃなかったのでなんとか回復。

ちょっと引汗かきました。

食後、のんびりしている暇はありません。
なぜなら次の目的地は島根イチの観光スポット、出雲大社だからだ。

こういうビッグ観光地に関しては、いかに早く着くかなのです。
しかも神社系はオープン時間がないので、ホントに早く着いたもの勝ちです。

一般観光客が到着する9:00までを目標に、
鳥取県境港から島根県出雲まで、一時間半程飛ばしました。

ナビが古い事でよくあることが、地方の新しくできた道が載っていない事。
こっちは山道を走っているのに、上の方でナビには無い有料道路が見える事がたまにあります。
今回もそんな道を発見したので、ナビを無視して早い判断でそちらの道に切り替えたら大正解。

車旅も慣れてきましたが、
5年に一度くらいはナビも更新した方がいいですね。
ちなみに更新ソフトは15,000円くらいだったと思います。
車の寿命にも寄りますが、そのうち更新したいですね。


渋滞にもハマらず、無事に出雲大社に到着。


長い松の参道を抜けていきました。

明治神宮や、伊勢神宮の参道を思い出します。
どこもこういうアプローチがとても神聖ですよね。


まずは拝殿。
太目のしめ縄、ご立派です。
長さ6.5m、重さ1tだそうです。


開いている時と開いていない時があるそうですが、御本殿の中にも入れました。
中は撮影禁止で、ここで参拝。周りの人の様子を見ていたら、
お参りの仕方が他とは違うらしく、手を四回叩いていました。
なので私達もそれを真似して4回手を叩き、しっかりと決意表明をしてきました。

神聖なんですが、ちょっと緊張感のある雰囲気があって、すこし怖かったです。


そこから少し横に外れたところにある神楽殿にて、
これがよくガイドブックでみる巨大なしめ縄でした。
長さ13m、重さ4.5tだそうです。

ガイドブックの写真の撮り方にかなり誇張があったらしく、
期待していたものより、実際は小さかったですが、迫力ありました。

その横に婚礼施設があるらしく、
池のほとりで袴と色打掛で撮影している新婚さんもいました。
島根と言えば宮根誠二、新郎の顔が宮根そっくりでした。


で、で、ほんとはココでお土産街に移動してお昼の予定でしたが、せっかくの戌の日。

普通関東なら水天宮、関西なら中山寺と、だいたい決まっているのですが、
あんまりききませんが、出雲大社で御祈祷受けてきちゃいました。

商売繁盛、お宮参り、そして私と同じ安産祈願の方もいました。

てかこんなんやってもらうの初めてで、ふたりともかなりソワソワしちゃいました。
これも勉強です。カタチだけですが、こういうイベントをすることによって、
こう一段階気持ちが引き締まり、ホント良かったと思います。

てかタイミング的に一ヶ月も遅くなっちゃってごめんね。


実は私、御本殿参拝や御祈祷の雰囲気に見事に飲まれ、なぜか泣いた(笑)。
妄想なのか、敏感なのか、パワースポットと呼ばれるところに行くと、
なぜか消耗して帰ってくることが多いです。


恒例のその土地でのマンホール写真&足。

さてさて、御祈祷が終わったのが11:00。予定外の行動だったので、
お昼に予定していた出雲三食割り子蕎麦を食べられる人気店は諦め、
普通のお蕎麦屋さんに入店。出雲の割り子蕎麦をいただいてきました。


100円プラスでとろろそばになるという事で、
片方のオーダーはとろろ入りにして、とろろかかって無い方とシェアして楽しみました。

これが行く予定だった人気店だと、3皿全部違う味で提供されます。

でも、ノーマルととろろだけでもじゅうぶん美味しくいただけましたし、満足!
久しぶりのお蕎麦、爽やかでとっても美味しかったです。しかも安かった。


ライトなお蕎麦の後は、別のお店で炙りのどぐろのお寿司。
甘いお醤油をつけていただきました。食べ歩き開始です。


まんまるの「お福焼き」(一個130円)。
なんだか縁起が良さそう&美味しそうなので。


ガイドブックで彼が見つけたぜんざいロール。
種類はたくさん食べてますが、全体量はそんなに多くないので良しとします☆


「レールウェイ」っていう映画の舞台になった一畑電車。
旅を振り返ってこの映画を観るのもありかもしれません。

駅舎はステンドグラスがさりげなく使われているレトロな建物で、
おしゃれなカフェも併設されていました。

島根のゆるキャラ「しまねっこ」をみて「ひこにゃん」と言い、
日本神話に出てくる島根の般若をみて「なまはげ」と言い、
かなり頓珍漢な発言連発しながら出雲大社を後にしました。


良い季節&天気なので、出雲大社からすぐの「稲佐の浜」にも立ち寄りました。
日本神話がわかれば、出雲大社も稲佐の浜ももっとおもしろいんだと思いますが、
私はこの海の景色と波の音で充分です。。そして久々にすごい荒波をみました。


さすがに海に水をつけてはしゃいでるような元気な観光客は私達しかいませんでしたが。汗

さてさて、次の目的地は、地理的にはちょっともったいない移動になりますが、
朝居た境港の近くの町、島根県の県庁所在地松江市まで戻り、由志園を見に行きました。

ガイドブックには載っていないマイナースポットなのですが、
彼がネットで島根の観光を検索していた時にたまたま引っかかった場所。

なんとこの季節、牡丹が満開だそうで、HPに乗っていた写真がとても印象的で、
ちょっともったいない移動でしたが、無理して松江まで戻りました。


お気に入りの写真がコレ。
新緑と、池に浮かぶ牡丹がちょっと写っている感じ。


牡丹庭園ではついつい見入ってしまい、なんかこんな下手くそな写真しかない。汗

なんだかもう一生分牡丹を観た気がします。
花の名前に疎い彼でさえも、さすがに「牡丹」はみてわかるようになった模様(笑。


もちろん牡丹庭園の他に、海外の花市場並みに売っている場所もアリ。



お土産屋さんに飾ってある牡丹も、豪快でした。


「叶姉妹の風呂」みたいな池を眺められるもカフェもアリ。


HPにはこの池の写真が掲載されていて、やっぱりインパクトありますよね。
牡丹より芍薬派な私ですが、これはぜひ見たいと思い、
急遽スケジュールに組み込んで良かったです。

とても華やかで、ステキな世界でした。

早朝から活動し、さすがに疲れたので駐車場でちょっと休憩。
イイ感じの日陰に駐車できたので、無防備に窓を開けてお昼寝しました。
入ってくる風が爽やかで心地よかったです。。。


他の観光客がガンガン通過しているところですが、
彼がステキな景色を見つけたので、ぶらり途中下車。

題「彼の見つけた景色」

もうすぐ「父」になる男の背中です。

にしても観光地以外のところはほんとに田舎で、
「いやぁ~、ここには住みたくないわ」なんて言いながら通過したけど、
島根の人も私達の実家の辺りにきたら同じこといいそうです。笑

中国地方ナンバーの車もとってもおっとりしていて、
東京と大阪で運転し慣れている彼にはかなり衝撃的なのんびり車が多く、
いや、わたしでさえ「あの車、何を待ってるの?なにか見えてるの?汗」って車が多々。。


松江市街に到着。

駅前に足湯があるので、恒例の混浴(笑)。
旅先の足湯はほんとミルシーですね。
かなり長い間ボーっとしてました。

にしても足湯のマナーはどこもダメな人が多いですね。
出る時に座席をビショビショにして帰る人、最悪です。


ここでも恒例のご当地マンホール撮影。
足湯の帰りなので、ふたりとも今年初サンダルです。


夕飯は、観光地だけあってどこもお高目。
今回の旅で、ここだけは失敗したかなーって感じです。

それでも島根のアナゴの天麩羅、ノドグロの塩焼き、
宍道湖のシジミのみそ汁など、多くの島根グルメをいただくことができましたが、
港町に来たならば、下手な所に入るよりも、
1ランク上の地元の魚を扱っている回転寿司がベストだと思います。


駐車場までの道のりで、ライトアップされている島根城を見つけました。
お城にはあんまり興味がないのでスルーしてしまいましたが、
やっぱり観光地にお城があるっていいもんですね。雰囲気出るわ。

この日は松江市街からすぐの玉造温泉に一泊。
お部屋についていたお風呂もベッドもめちゃくちゃ大きくて、
だいぶ疲れていましたが、のんびり休めてかなり回復!

てかいつもより調子がいいくらいに(驚)。

やっぱりベッドは広くないとだめですね。
ちょっと部屋はせまくなるけど、実家からシングル取り寄せて、
いま家にあるセミダブルとつなげようと思います。

島根、大満足です!!