2015/07/10

小豆島 結婚3周年の旅


結婚3周年の記念に、
日本の地中海、念願の小豆島へ。


雨降りの中、
早朝に神戸港を出るカーフェリーにて出発。

神戸の街に靄がかかって、
なんだかスタテン島(NY)に向かうフェリーを思い出しました。


先頭の席はこんな感じ。
さすがうどん県へ向かうフェリー、
シートの柄がうどんです(笑)。


東海道線で言う富士山が見える盛り上がりと一緒ですね、
四国の旅で何度も通った明石海峡大橋をくぐりました。

もや~っとしているのがまた幻想的で、
明石海峡大橋はいつも旅の始まりを素敵に演出してくれます。


各々の水分補給。

練習の成果あって、娘は麦茶をごくごく飲めるようになりました。


乗船時間はおよそ3時間半、
身体を休めたい乗客のために、
広いごろ寝スペースもありました。

寝ている人もいれば、小さい子供を放している人も。

こんな広いところは家では無いので、初めは怖がっていましたが、
慣れればご機嫌にハイハイ、つかまり立ち、伝い歩きしまくりです。


「瀬戸内海とわたし」

大好きな風を浴びて(赤ちゃん、風浴びるの好きですよね・笑)、
ハイテンションの娘。雨も上がって、晴れ間が見え始めてきました。


もやっとした空気の中から小豆島が表れ、
旅の始まりの演出としては最高に神秘的でした。


小豆島は特にすごい名所みたいなところは・・・・たぶんなくて(ごめんなさい)、
東西も車で一時間もあれば絶対着くくらい島もそんなに広くないし、
だからゆる~~~~く観光。


100年チョイ前の小学校、
「二十四の瞳」という映画の舞台らしいのですが、
肝心のその映画を知らないという・・・。

松下奈緒でリメイクしたらしいのですが、
後日要チェックですね。


一年生の教室でなんちゃって小学生。
直前まで寝てたので、いきなりこんな所に座らされたもんだから、

そりゃ泣きますよね。苦笑


べそかき子さんです。

椅子や机も当時のモノで、
すっかり角が取れて柔らかいさわり心地でした。


↑クラスメイト(笑

教科書見せて~の図。


マルキン醤油の資料館へ。
一帯お醤油の香り、大興奮です。


お土産でお醤油のミニボトルをいただきました。
ここもゆる~~~く見学。


後味が「しょうゆだ!」な、お醤油のソフトクリーム。
お昼前なのでふたりで一個。


ランチは小豆島グルメ、洋食編。
オリーヴ畑のど真ん中にある「カフェ忠左衛門」へ。


夫は「茹で豚とゴボウ醤油ペッパー」のパスタ、
私は「瀬戸内レモンとスモークサーモンの冷静オリーヴパスタ」。


デザートのバニラアイスに完熟オリーヴオイルをかけて食べたらバカうまでして、
これは美味しいオリーヴオイルを買って帰って家で再現しようと思いました。


平日でのんびりな観光でしたが、ここは絶えず満席。人気ですね。

隣の席にも赤ちゃんがいて、11ヶ月だそうで、
娘が隣の席の奥さんの方に手を振ったらしく、驚いていました。

和む~。


山梨がモモやブドウの畑だらけなのと同様に、オリーヴの木がいっぱい。

山梨にもこんなふうに地元の食材を使った
畑の真ん中のレストランがあったら行ってみたい。


青い空と、オリーヴの木と。。。


とても暑くて暑くて、
水分補給、授乳をしてオリーブ公園へ。


どこから撮っても絵になります。
木陰が涼しくて、のんびりできました。


今回は露店風呂が付いている部屋を予約したので、
まだ明るいうちにチェックイン。

お風呂のあるベランダからは、
潮の満ち引きで姿を現すエンジェルロードが一望できました。

とても良い天気。


エンジェルロードまで散歩。

この日は昔の学校の椅子に座らされたり、
オリーブ公園の芝に放置されたり、
海に入れられたり、

もうそのたびに泣きました。

ごめん、刺激強すぎたかな。。


左側の海は冷たくて、右側は温かったそうです。


浜にベビーカーが不向きでした。苦笑


夕飯はthe宿飯。夫はビール。
あやしながら食べました。

この度のために練習した市販のベビーフード、
私達の食事に合わせて一個ずつ開けたのですが、
結局慣れない場所で落ち着かず5口ぐらいしか食べませんでした。

外で気温も高かったので、
ちょこっと食べただけの開封済みのベビーフードは廃棄。

仕方ない。

早朝からよっぽど疲れたのか、
夕飯中にぐずりのピークを迎えて寝ました(笑)。

お座敷でよかった。


部屋に帰ったらお祝いのケーキがセットされてて感動。。

去年はお腹が大きくて、京都の奥貴船の川床ですき焼きでした。

あの時「来年はどうしているんだろうね?」が今、
とても和やかな結婚3周年記念日になりました。


ホールケーキでして、この晩と翌朝にふたりでがっつきました(完食)。


せっかくだからお風呂も夕飯前、夕飯後、早朝と3回楽しみました。

娘はいつもベビーバスで、
たまに湯船に入れると喜ぶのですが、
なんと今回はギャン泣き(汗。

来年「去年はお風呂で大変だったね」っていっていることでしょう。


ふたりともよく寝てます。

最近は寝像もわるくなり、
気が付くと頭や足が誰かにブッ刺さってます(笑。


題「ドシマでチャームギ」

※業界用語で「小豆島で麦茶」の意


この日は山!

映画「八日目の蝉」のむしおくり(火祭り)の舞台、
中山の千枚田を見に行きました。


さすがにここでは抱っこひもを使用。


朝晩の靄と起伏のある地形、
なんだかとても神秘的でした。

じわ~~っときてしまい涙声。。


ミツコシっぽい旅人と少し話し、
写真も撮ってもらいました。


お昼は千枚田のすぐ下の「こまめ食堂」で和ランチ。


地元の人たちの集会場所にもなっている模様。


土曜で混みそうなので、オープン待ち(麦茶飲んでる)。
案の定棚田も食堂もすぐに賑やかになりました。


オープンと同時にすぐ近くの歌舞伎演舞から
オジサンが「ちょっと開けるから、もしよければどうぞ~」と声がかかるも、
まさにこっちのオープン時間だし「タイミング悪いよ~・笑」と返して食堂へ。


オリーブ牛ハンバーガー(単品)。

そんなに広くないですが、テラス席でいただきました。


棚田のおにぎり定食。


そうめんセット。

外待ちができるくらいに盛況。
やはりオープン前に行っておいてよかったです。


去る前にもう一度棚田を、こんどは下から。


と、ここでトラブル発生。

なんと夫の体調がよろしくなく、
5年前にも同じような症状で病院に連れていったことがあるので、急遽島の病院へ。
大阪を運転に比べたらかなりのんびりな田舎道なので、
知らない道でも私の運転で何とか着けました。

そこで4時間点滴。

畳の小上がりがあったので、そこで娘を遊ばせ、
授乳やおむつ替え、お昼寝もさせていただきました。

寝てる娘を見て、通る人がみんな和んでておもしろかったです。

帰阪してからも念のため専門の病院で見てもらったのですが、
「○○病」等ではなかったので一安心。

とはいえ、気をつけないと、です。


点滴と睡眠でなんとか持ち直し、
「これはもう一泊か?」と覚悟はしていたのですが、帰路に。

午後は美味しいオリーブオイルを買おうと思っていたのですが、
病院を出たのが18:30過ぎ、なにも買えず。また来ればいいさ。


港へ向かう道、観光色の強い島の南側から一転、
北側は岩の採掘場でした。

来たときと同じように靄につつまれていて、
なんだか少し怖かったです。

船に乗って靄につつまれて小豆島に着いて、
島を出る時も靄、なんだか不思議な気分になります。


急いでいたので写真が雑になりますが、
「八日目の蝉」のラストシーン、福田港。


来る時は貨物も乗るような船でしたが(神戸→坂手)、
帰りは旅客カーフェリーって感じで(福田→姫路)、
乗ってる時間はこっちの方が断然短いのに、
値段が二千円くらい高くてビックリ。


さようなら小豆島。


さすが旅客船。
キッズスペースも広くて快適でした(独占)。


ささやかながらお土産がこちら。
醤油記念館でいただいたお醤油と、
ホテルの手土産のそうめん2袋とポストカード。

オリーヴオイル・・・・・、また次回。

とまあなんとか帰ってこられました。
家族のチーム感、増してる気がします。

昨年は京都奥座敷の川床、今年は小豆島、
来年は家族3人、どう過ごしているのか。。

私は元気か、彼のダイエットは・・・・・(笑)、
海ちゃん、走りまわっているんだろうな!!