2014/09/17

40 weeks 4 days 出産

麻酔が効いて、日付が変わって24:00、いよいよ子宮口全開!!!
先生からGOサインが出て、数十秒置きの陣痛に合わせて、いきみ始めました。

もう体力が限界で、始めはいきむのも上手にできず、
それでも何度も波が来るたびにいきんで、だんだんコツを掴めてきました。

「できている」実感がイマイチわかず、これでいいのか不安で、
せめて胎児に酸素がいくよう、いきむ時以外の時間は精一杯深呼吸して
胎児に酸素を送り、「大丈夫だよ」と励まし続けました。

30分置きぐらいに助産師さんがきて(基本夫婦二人きり)、
「おりてきてる!ハマってきている!このかんかくわかる?」
と教えてくれた時、すごくホッとしました。
そして右の股関節がめちゃくちゃ痛い・・・

「進んでいる」っていう実感がパワーになり、
普通なら一回の波で2度いきむところを、持ち前の腹筋をつかって、
1度の長く強いいきみに集中して力を込め続けました。
(2度いきむと、2度目が弱くなってもったいなく感じたので)

陣痛中は常に胎児の心拍が聞こえるようにお腹に装置が付いていて、
陣痛の波がきている間、胎児の心拍は弱くなるんです。

陣痛の度に、胎児も苦しい思いをしていて、それがこんな長時間に及んでいること、
それでも一緒に頑張っていること、すごいなって思いました。

しかもその心拍が弱くなる時にいきむわけで、
いきみがうまくいくと、胎児の心拍もホント苦しそうで、
夫と一緒に、胎児を励まし続けました。

バースプランって、
初めは意味がわからなかったのですが、
提出してからイロイロ考えて、思ったこと。



「だいじょうぶだよ!」って胎児を励ましながら産みたい。



あとで母に話したら、「そんな出産あり得ない」と言われましたが、
これが私の理想とするバースプラン、そしてそれができていたこと、
本当によかったと思いました。

分娩代でいきみ始めてから3時間、先生登場。
グロい部分はちょっと省きますが、最後の強く長いいきみと共に、

ドゥルン・・・って何か大きいものが出て、
その後にまたドゥルン・・・・ってさっきより小さいものが出て、
助産師に見るように言われて、それが、頭と身体で、赤ちゃんの姿を確認。

緊張の瞬間・・・・・、元気な産声。



2014年9月17日、3時9分、3,426g、
吸引分娩によって赤ちゃんは産まれました。



産まれた瞬間「超カワイイ!」なんて事はまずなく、
とにかくすごく、すごく安心しました。

夫が私になんて言ったのかは忘れましたが(「おつかれさま」だったかな?)
私は夫に「おめでとうございます」と言った気がします(笑)。

あと、「産まれてみたらくっついていた」なんてサプライズもあるそうなので、
「女の子?」「えっと・・・・うん、女の子だよ!」念のため性別も目視確認してもらいました。

産まれて最低限の処置を終えた赤ちゃんは、
私の胸の上に置かれ、とりあえず全員でソワソワしながらも(笑)、
夫婦で声をかけました。


「やあ☆」


顔を見てから最終決定だった名前も、「名前は?」と彼に確認すると、
「海(うみ)ちゃん」と、しっかり決めてくれました。父親の初めの仕事です。

胸に乗った海ちゃんは羊水のにおいで、
羊水のにおいは、なんか・・・・・


築地みたいなにおいでした(マテ。


土曜のおしるし、日曜の夜からの微かな陣痛、
月曜、昼ごろからの10分置きの陣痛、16:00破水、入院、
火曜も1日中陣痛祭り、水曜の早朝、出産。

退院時に母子手帳に記入された出産記録を見て、改めてクラクラしました。


「陣痛時間40時間」「出血多量○○ml」etc...


THE難産。


もう全国各地の安産の神様を
横一列に正座させて説教したい気分ですね。



海ちゃん、本当によく頑張ってくれました!
お誕生日、おめでとう☆

写真で見ると、やっぱデカイな(汗。