2014/02/22

そらの星@千林大宮

関西には本当に横浜家系が少ない。

こっちにきてからすぐ、関大のすぐそばに一軒見つけたので行ってみたが、
「横浜家系」の特徴を表面的に押さえた、無駄にしょっぱいだけの微妙な味だった。
しかし、定期的に家系を食べた意欲に負け、二度行って、毎度ガッカリして帰ってきた。
二度も行ったのに、名前は忘れた。

二軒目は京都で大人気の「柴蔵」。超行列が名物。

ランチタイムに滑り込みたかったが、
そんな時間でさえ外待ちが並んでいて、「ここまで」の札が立っていた。
諦めきれず、その日の夜営業の時間まで時間をつぶし、
夜営業の30分前から先頭に並んで食べた。

スープも麺も美味しいのだが、なぜかチャーシューがシーチキンの味で・・・、
いや、あれはシーチキンだったのか??麦ごはんも美味しかったのだが、
あの行列と、シーチキンの事を思うと、自然と足は遠のいていった。

三軒目は大阪市堺市、ラーメン大好き人間としては、SUPERノーマークなエリアだ。
特に賑やかなわけでもない、本当に普通の雑居ビル街、
周りのコインパーキングもかなり安い、用が無ければ行かないような場所だが、
関東にいたときのように安定して横浜家系を食べられるお店を見つけ出すことへの執念、
車で1時間弱かかる道のり、あまり期待しないで食べに行った。

「神山」という去年できたばっかりのお店だ。
ここが大当たりで、ネックは距離だけなのだが、
やっと思い描いていた美味しい家系を関西で発見する事ができた。

「神山」の味は、本当に完璧なものだった。
ただ次回から量は中盛りにした方が良さそうだ。

さてさて、前置きが長くなりすぎました。

今回は4軒目。

車で20分程という、良い感じの距離にある、「そらの星」(千林大宮)。
関西で横浜家系というのはまだまだメジャーではなく、
まずその濃厚な味を批判されつつも、試行錯誤を重ね、
結局本来の味で勝負をしているという人気店。

外待ちの列を見かける事も少ないくないお店だそうです。
麺がなくなり次第終了とのことで、以前一度夜に行ってみたのだが、
その時にはもう閉店していて、悔しい思いをした。

レビューには、「濃い」の文字が並び、ご飯が無料でついてくる。


11:00オープンに合わせていこうと思っていたのだが、
私の二度寝(ごめん)により手間どり、11:20分くらいに到着。
土曜のお昼だからいろいろ覚悟してきたのだが、
運良く店前に列も無く、店内も3組6名くらい。
元々居酒屋か何かだったのを買い取ったかのような店内、
カウンターがかなり長かったので、余裕で座る事ができた。


まず初めに見て驚いたのが、写真で見てわかるように、スープが多目(中盛りを注文)。
ご飯はサービスでついてくるレベルなので、とっても小ぶりのお茶碗だったが、
足りなきゃお代わりだってしていいと思う。

久しぶりの家系にワクワクして、通ならまずスープをいただくところだが、
私は食い気を押さえられない残念な人間なので、まず麺にがっついた。

そこで衝撃!ここの麺、細い!!!?!

いや、そんな事はこの際全然いい。
私は家系スープの味を噛み締めて、
左手にご飯、右手にお箸の体勢を変えずに、
食べ進めて行ったのだが・・・・

なんか、味が・・・薄い?(※固・濃・脂すべて普通で注文)

私の味覚がこの日だけ調子が悪かったのか、
再びお店が迷走中なのか、スープの分量間違えたのかわからんが、
なんかすっっっっごく薄いんです。旨味もほとんど感じられない。

東京で家系を巡りまくった大好きなあの味を思い出し、
楽しみにしていただけにすごくショックで・・・。

そんな薄いスープが細麺に存分に絡むわけもなく、
薄いくせに浮いている脂の量が多く、これはキツイ。
年末から大食い(基本300g+ごはん)を貫いてきた私、
久々にお残しをしてしまいました。

ショックです。

まだまだ気がすすみませんが、もしも次回があるのならば、
「濃い目」で注文をしようと思っています。

なにかの間違いであったと信じたいです。


あ、今思い出しましたが、関西大学の近くの家系、「無双家」だ。

関西の横浜家系は、滋賀含めてもリアルに数えられるくらいしかない。
一軒一軒、自分の舌で確かめに行きたいものである。

今のところ関西横浜家系(暫定)一位は断トツで「神山」です。

てか立川の「つばさ家」に行きたい(涙)。

【関西横浜家系まとめ】
http://matome.naver.jp/odai/2137251789769383801


家に帰ると、駐車場に小銭がたくさん落ちていました。

うちは賽銭箱ではありませんよ。

気持ち悪くて誰も拾いません。
ウッカリ落としたにしても、さすがに気づく量ですよね。